この街は色鮮やかで本当にかわいい。
「いい街だねー」と言いながら、宿を探すけど、曲がりくねった小道が迷路のようになっているのでなかなか見つからない。
ちょっと遠回りしてやっと宿にたどり着くと、明るい、居心地のよさそうな宿で安心した。
太陽光の強い地域では、光がたくさん入る宿はあまりないので嬉しい。
「グアナファト」という名前は、先住民の言葉で「カエルのいるところ」という意味だそうで、カエルしか住まない不毛の地だったそうだ。
16世紀にスペイン人が銀鉱脈を発見し、その富が豪華な町並みを生み出し、現在は街全体が世界遺産として登録されている。
私達がバスを降ろされた地下道は、もともとは鉱山時代の排水溝だったそうだが、人口が増えて交通渋滞が頻繁におこるようになると、自動車通行のための道路網として整備され使われるようになったそうだ。
荷物を置いて、早速街へ繰り出す。
グアナファトの街は、一軒一軒壁の色が違うので、街歩きをしているととても楽しい。
小さい頃、絵の具や色鉛筆を眺めながらワクワクしたけど、そんな気持ちになる。
たまに原色同士の組み合わせで壁を塗っちゃったようなびっくりな配色の家もあるけど、自分の大好きな色で壁を塗るなんてすてきだ。
City of Colors
彩りの街
2010-05-28
at Guanajuato, Mexico (グアナファト、メキシコ)